「正しい動作を意識しているのに,なかなか身につかない」
「これ,本当に意味があるのかな?」
そう感じたことはありませんか.
トレーニングやセルフケアを続けていると,思ったより身体が変わらず,不安になることがあります.
特に,サボり筋を意識して動かそうとしている人ほど,「正しくやっているはずなのに,できるようにならない」という壁にぶつかりやすくなります.
しかし,正しい動作がすぐに身につかないのは,努力が足りないからでも,センスがないからでもありません.
正しい動作は,筋肉を鍛えるというより,脳に新しい動きを学習させる作業だからです.
この記事では,「正しい動作」はどのくらいの期間で身につくのか,そして,なぜ時間がかかるのかを,今までお伝えしてきたサボり筋の考え方をもとに解説していきます.
「できない自分」を責める前に,まずは正しい「正しい動作の獲得に必要な期間」を知っていきましょう!
正しい動作はすぐには身につかない
「正しい動作を意識しているのに,なかなか身につかない」「このまま続けて意味があるのかな…」
トレーニングやセルフケアを続けていると,思ったより身体が変わらず,「本当にこのまま続けていいのかわからない」と不安になることがありますよね.
特にサボり筋を意識して身体を動かそうとしている人ほど,「正しくやっているはずなのにできない」「このやり方で合っているのか」という壁にぶつかりやすくなります.
しかし,正しい動作がすぐに身につかないのは,努力が足りないからでも,センスがないからでもありません.
正しい動作は,筋肉を鍛えるというより,脳に新しい動きを学習させる作業だからです.
つまり,時間がかかるのは「うまくいっていないサイン」ではなく,むしろ自然な過程だといえます.
なぜ正しい動作は時間がかかるのか
サボり筋が生まれる背景には,「使わなくても動作が成立してしまう」ことを脳が学習している,という問題があります.
本来使われるべき筋肉が働かなくても,代わりの筋肉で動作ができてしまうと,脳はそのやり方を記憶します.
そこから正しい動作を身につけるということは,「今までのやり方を見直す→新しいやり方を覚える→繰り返し上書きしていく」という過程が必要となります.
さらに,サボり筋では感覚の問題も起きています.
普段使われていない筋肉は,「どのくらい縮んでいるか」や「今どの位置にあるか」といった情報が脳に伝わりにくくなっています.
いわば,久しぶりに訪れた土地で「今どこにいるのか」がわからなくなっている状態です.
この状態では,意識して動かそうとしても,狙った通りに動かすことが難しくなります.
正しい動作が身につくまでの目安期間
正しい動作が身につくまでのスピードには個人差があります.
この個人差は,「これまでの動作のクセの強さ」「同じ動作をどれくらいの期間続けてきたか」「日常生活の中で正しい動作を意識できる機会の違い」によって生まれます.
そのため,身につくまでの早さには差があっても,時間がかかること自体は決して珍しいことではありません.
*本記事で示す期間は,正しい動作を毎日コツコツと繰り返した場合を想定した目安です.
取り組む頻度や,日常生活の中でどれだけ意識できるかによって,実際に身につくまでの期間には差が出ます.
【数日〜数週間】
この時期は,「意識すればできる」段階です.
集中して行えば正しい動作ができても,少し気を抜くと元の動きに戻ってしまいます.
この段階では,「できたり,できなかったりする」のが普通です.
【1〜3ヶ月】
正しい動作を意識すれば,比較的安定して再現できるようになります.
ただし,疲れたときや急いでいるときには,無意識に以前の動作が出てくることもあります.
【3ヶ月以降】
正しい動作が無意識でも出てくるようになります.
この段階になると,「頑張っている感覚」がなくなり,日常動作の中で自然に使えるようになります.
「正しい動作の獲得」が早い人・遅い人の違い
正しい動作が身につくまでの期間には,いくつかの差が出るポイントがあります.
・回数よりも「感覚」を意識しているか
・正しい動作と正しくない動作の違いに気づけているか
・日常生活の中で意識する場面を作れているか
たくさん回数をこなしても,間違った動作を繰り返してしまうと,脳はそれを正解として覚えてしまいます.
逆に,短時間でも正しい感覚を丁寧に感じながら行う人は,動作の定着が早くなります.
焦らず身につけるために大切な考え方
正しい動作を身につける過程では,「戻ってしまう」ことが必ず起こります.
しかし,それは失敗ではありません.
「戻る→気づく→修正する」この繰り返しこそが,脳の学習です.
毎日完璧にできなくても,問題ありません.できない日があっても,それまでの積み重ねが無駄になるわけではありません.
まとめ
正しい動作を身につけようとすると,いきなり完璧を目指してしまいがちです.
しかし,まず必要なのは,「脳から指令を出す」機会を作ることです.
・サボり筋に意識を向ける
・小さな動きでもいいので感じ取る
・正しい動作ができた感覚を覚える
この積み重ねが,正しい動作を日常で使える状態へと繋がっていきます.
焦らず,段階を踏みながら,サボり筋を「使える筋肉」にしていきましょう!

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