広背筋(こうはいきん)を楽しく覚えよう!

筋肉

広背筋は文字通り背中に広がる大きな筋肉です.

広背筋を鍛えることは逆三角形の身体を作るには欠かせない筋肉といわれているよ.

起始・停止・作用をざっくり整理

起始(どこから始まる?)

・肩甲骨下角

・下部胸椎,腰椎,仙椎の棘突起

・胸腰筋膜

・腸骨稜

停止(どこにつく?)

・上腕骨小結節稜

作用(どう働く?)

肩関節の内転,伸展,内旋

日常生活でのイメージ

・ドアを引く動作

・懸垂や鉄棒で身体を持ち上げるとき

・物を抱えて身体に引き寄せるとき

Samuraiくん
Samuraiくん

自分の身体の方に「引く・引き寄せる」の動作で大活躍だね

広背筋について詳しく知ろう!

【機能的な分類】

広背筋は機能的に上部線維と下部線維に分けることができるといわれています.

上部線維:胸腰椎部,肩甲骨の下角に起始を持つ線維

下部線維:腸骨に起始を持つ線維

ざっくり整理すると,上部線維は肩関節の伸展といった上肢の運動に関与が大きく,下部線維は骨盤の側方挙上への関与が大きいといわれています.

【呼吸に関する影響】

広背筋は胸郭が広がるのを維持するために,吸気(息を吸うとき)に活動します.

まとめ

・逆三角形の見た目を作るためには重要な筋肉

・引く,引き寄せる動作に働く

・上の線維と下の線維で活動具合に違いがある

・息を吸うときにも重要!

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